女性特有のがん、乳がんや子宮頸がんは、対応次第で予防、早期発見ができるにもかかわらず、我が国においては、今なお、女性の健康や生命を脅かす深刻な疾患となっています。
特に、乳がんや子宮頸がんの検診は科学的に有用性が証明されているにもかかわらず、先進諸国は7割を超える検診受診率であるのに対して、我が国のこれらの検診受診率は約4割程度と非常に低くなっています。
1990年代から欧米では乳がん死亡率が減少しているのに対し、日本では、乳がんの罹患数と死亡数が増え続けています。
こうした現状を打破すべく、乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟として、乳がん・子宮頸がんの検診受診率の向上、女性の健康増進のために、法令の整備、予算の確保、規制の緩和、国民の皆様への疾患啓発普及などを目指しています。
乳がん検診の目的は、乳がんを発見することではなく「乳がんからの救命(乳がん死亡率の減少)」です。
正確な画像診断ができる医師の確保、画像診断に係る遠隔医療の利活用、恥ずかしくない検診のあり方等を進めてまいります。

かけがえのない命を守るために。
乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟の一員として、がん撲滅に向けて全力を尽くしてまいります。
乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟乳がん検診受診率の国際比較