地図と測量は社会のあらゆる場面で役立ちます。地理空間情報、3次元地図は、自動運転など新たな産業創出に繋がります。
国土地理院を訪問させていただき、測る(日本の位置を定める)、描く(国土の地図を作る)、守る(頻発する災害への対応)、地理空間情報の活用・推進のための取組について説明をいただきました。
測る(日本の位置を定める)取組として、VLBI観測施設(パラボラアンテナ)(はるか数十億光年の彼方から地球に届くクエーサーの電波を測り、日本と世界の位置を測る)、電子基準点(全国約1,300か所に設置され、GPS等のGNSS衛星からの信号を24時間365日絶えず観測を行う)等を拝見させていただきました。
新たな取組として、無人航空機(UAV)、いわゆるドローンによる測量について、デモンストレーションを行っていただきました。
無人航空機(UAV)いわゆるドローンによる測量は、平成27年関東・東北豪雨、今年、平成28年4月の熊本地震において、応急対応に必要な緊急撮影、被災情報調査に役に立ちました。
固定翼による無人航空機(UAV)は、平成25年11月から噴火活動を行ってきた「西之島」の地形調査、三次元計測に役に立っています。
無人航空機(UAV)いわゆるドローンによる測量は、建設現場の生産性向上、いわゆる「i-Construction」に役立ちます。国土地理院ランドバードは、技術的支援を行っています。
描く(国土の地図を作る)取組、地理空間情報を活用・推進する取組として、地図作成の実務、国土地理院が有する地理空間情報の提供、ICT(情報通信技術)を活用した3次元地図の作成等について説明をいただきました。
守る(頻発する災害への対応)取組として、土地条件図、デジタル標高地形図、過去の地図・空中写真(戦前~)との比較による地形の確認など、ハザードマップ作成、防災に役立つ地図の作成について説明をいただくとともに、平成27年関東・東北豪雨や平成28年熊本地震など、防災対策としての、空中写真撮影、緊急測量などによる被災状況の把握、応急活動に必要な情報収集と速やかな提供について説明をいただきました。
地図と測量の科学館(入館無料)では、地図と測量の役割を、子どもさんから誰でも、楽しみながら学び、体験することができます。日本列島球体模型、日本列島空中散歩マップなど、日本列島の地政学的な位置を知ることができます。
かつて国土地理院は、陸軍参謀本部に属していました。
地図は、日本国の、国土の礎。
地理空間情報、3次元地図は、移動支援(人や物の移動経路の選定の支援)など新たな産業創出に不可欠です。
国土地理院の、現場の、皆様のご精励を心よりお願い申し上げます。
(国土交通省ウェブサイト)
【平成28年10月4日】 国土地理院を藤井政務官が視察

播磨国細見図(寛延2年(1749年))
多可郡、加西郡、加東郡、美嚢郡、明石郡など
各郡の石高、各村の地名が記載されています
当時の郡境と現在の市町境との違い、当時の村の地名と現在の地名の違いがよく分かります













