第二十七回危険業務従事者の勲章伝達式に出席させていただきました。
海上保安官であった皆様への勲章伝達式です。
天皇陛下から授与されました勲章が、石井国土交通大臣から伝達されました。
石井大臣からは次のような祝辞が述べられました。
永きにわたって危険性の高い業務に精励された皆様のご功労に対しまして、深く敬意を表するとともに、今回のご名誉を心からお慶び申し上げます。
また、今日まで受賞者の方々を支えてこられたご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
近年、我が国周辺海域を巡り緊迫した情勢が続く中、海上保安庁は多岐にわたる分野で国民の期待に沿えるよう、しっかりとした組織に成長してまいりました。
特に、尖閣諸島周辺海域における領海警備や大規模災害発生時における救助活動等、国民の生命財産や国益を守るため大変重要な業務を担い、厳しい勤務環境と絶え間ない緊張感のもと、職員が一体となって対応しております。
これもひとえに、海上保安業務の先達である皆様方の真摯な対応の積み重ねによるものであると深く感謝しております。皆様方の職務に対する献身的な姿勢は、多くの後輩である現役海上保安官にしっかりと伝承され、今日の海上保安庁の礎を築いております。
皆様におかれましては、引き続き、後輩海上保安官の職務遂行に対し、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げるとともに、海上保安庁に対するご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
結びに、本日のご栄誉をあらためてお祝い申し上げるとともに、本日ご列席の皆様のご健勝とご発展を祈念いたします。
心よりお慶び申し上げます。心よりお祝い申し上げます。