淡墨桜の下で

淡墨桜の下で

3月29日(土)
淡墨桜まつり、金水まつりに出席させていただきました。
志染町窟屋に、市民グループ「うすずみ桜想会」の皆様が岐阜県本巣市の根尾谷の淡墨桜を植樹されてから10年。
立派に淡墨桜がこの地に根付き、育っていることに感動を覚えました。

淡墨桜とはご縁があります。
岐阜県交流産業室長を務めさせていただいた際に、岐阜県のオンリーワンナンバーワンを観光資源として売り出そう、というプロジェクトを立ち上げさせていただきました。当時(平成14年)、NHKで連続テレビ小説「さくら」が放送されており、「さくら」とタイアップした観光振興を行うとともに、岐阜県の「花」を売り出す、「さくら」を売り出すプロジェクトも立ち上げさせていただきました。
その際の、オンリーワンナンバーワン筆頭が「淡墨桜」でした。
継体天皇お手植えの伝説を持つ樹齢約1,500年の「淡墨桜」、宇野千代さんが愛した「淡墨桜」、地元の皆様の献身的な努力により元気を取り戻した「淡墨桜」。
縁のあるところへの植樹を進めるプロジェクトも行わせていただきました。あれから10年あまり。

志染町窟屋、志染の石室には、二皇子が隠れ住んだと伝えられています。やがて、二皇子は、第23代顕宗天皇、第24代仁賢天皇として即位されたと古事記は伝えています。この仁賢天皇の皇女と結ばれ、天皇に即位されたのが継体天皇です。
「うすずみ桜想会」の皆様が、この「二皇子物語」と縁のある継体天皇お手植えの「淡墨桜」を市制50周年を記念して、志染町窟屋に植樹されたのが平成16年11月。今回は植樹10周年を記念して「淡墨桜まつり」が開催されました。
志染の石室の湧水は「金水」として有名です。「金水まつり」もあわせて開催されました。

縁のある志染の地で、淡墨桜が、地元の皆様に愛され、全ての皆様に愛され、親に負けないような巨木となって、観る全ての皆様に幸せと安らぎと感動を与えていただけることを心よりお祈り申し上げます。

ご挨拶

ご挨拶

花もだんごも

花もだんごも