日本航空協会平成29年新年賀詞交歓会に出席させていただきました。
年末年始も休むことなく、安全な航空サービスを提供されておられる関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
航空分野にとって、何よりも優先すべきは安全・安心の確保です。これからも航空サービスの安全・安心の確保のために、関係者の皆様のご尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
昨年は史上初めて、訪日外国人旅行者数が2,000万人を超え、2,400万人程度に達することが予想されています。
民主党前政権時では600万人台であったことを思えば隔世の感があります。
日本国は島国であり、海外から来訪する、更なる4,000万人という目標を達成するには、航空分野の基盤整備が欠かせません。
日米航空交渉の妥結により、羽田空港の昼間時間帯の米国便の就航が新たに始まります。
羽田空港の飛行経路の見直しなど、羽田空港、成田空港それぞれの発着回数を4万回ずつ拡大し、首都圏両空港で82.7万回の発着回数への拡大を行ってまいります。
成田空港では、新たに第3滑走路の整備に向けて、地元の皆様への丁寧な説明とご理解の醸成に向けて取り組んでまいります。
仙台空港、関空・伊丹のコンセッションが開始されています。
関空では第2ターミナル(国際線)が今月利用開始され、中部国際空港では2年後の上半期にLCC専用ターミナルが利用開始される予定となっています。
平成29年度予算案では、さらに、新千歳空港のターミナル機能強化、福岡空港と那覇空港の新滑走路増設の予算が盛り込まれています。
予算案の早期成立に向けて、政府・与党として全力を尽くしてまいります。
税制としては、航空機燃料税の軽減措置が3年間延長されました。こうした税制改正を盛り込んだ税法改正案の早期成立に向けて全力を尽くしてまいります。
航空機産業は非常に裾野の広い産業です。
MRJの米国での飛行試験が開始されています。MRJの完成・納入をはじめとする国産航空機製造の拡大と、海外の航空機の部品製造の拡大など、航空機産業の拡大に、国として、全力をもって、支援をしてまいります。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会へのご協力に引き続き、2025年、大阪・関西での万博開催を目指して、立候補に向けた動きを、政府を挙げて、官民で加速してまいります。
大阪・関西での万博開催に向けて、ご理解ご協力ご支援を、心よりお願い申し上げます。
ご参会の皆様のご健勝ご多幸と、航空協会、航空業界の益々のご発展、酉年における「飛翔」を心よりお祈り申しあげます。