神戸市北区更生保護サポートセンターを拝見させていただき、北区保護司会・協力雇用主等の皆様と意見交換を行わせていただきました。
自民党更生保護を考える議員の会では、更生保護の現場を知り、政策提言・実現に向けた取組みを進めています。
このたび、議員立法の「再犯の防止等の推進に関する法律」が成立し、今後、国とともに、地方自治体も再犯防止に主体的に取り組むことが求められます。
このため、国会議員が、更生保護サポートセンターの現場を知り、保護司、協力雇用主等、更生保護関係者の皆様から、現場の活動実態や国及び地方自治体への要望を聴かせていただく意見交換会を開催させていただくことになりました。
兵庫県では、ここ北区更生保護サポートセンターで開催され、山田賢司衆議院議員にも出席していただきました。
北区更生保護サポートセンターは、個人が「私財」を投じて購入され、寄付された事務所で、北区保護司会、北区更生保護女性会、心月会(協力雇用主会)、BBS会、NPO法人すずらん更生会が利用されています。
更生保護サポートセンターが設置される、事務所があることによって、自宅での面接に問題のある対象者との面接の場所ができる、事務処理が組織的にできる、会員が集う機会が増え意思疎通が進む、保護観察官との相談協議がしやすくなる等の効果が見られたとのことです。
個人の「善意」に頼らざるをえない「現実」を目の当たりにさせていただきました。
更生保護サポートセンターの重要性を学ばせていただきました。
神戸市西区でも更生保護サポートセンターの新設が検討されているようです。
サポートセンターの拡充、保護司、協力雇用主の皆様からいただいた意見・提言につきましては、更生保護を考える議員の会、党の再犯防止の特命委員会を通じて、政策提言・実現に汗を流してまいります。