国際民間航空機関(ICAO)航空委員会(ANC)委員団と意見交換を行わせていただきました。
国際民間航空機関(ICAO)航空委員会(ANC)委員による日本の視察は、ANC設立後70年近くの歴史の中で初めてとなります。
航空専門家からなる19人の委員のうち、吉村議長をはじめ15人の委員の皆様が来日されました。
ANCは、航空分野での国際標準の検討に取り組まれておられます。
特に世界的な航空需要の急速な高まりを受けて、その果たす役割は益々大きなものとなっております。
我が国の訪日外国人旅行者数は、平成23年の622万人から、昨年、平成28年は2,404万人へと増加しました。今年も昨年比17.3%増(5月までの推計値)と堅調な伸びを示しています。
四方を海で囲まれた我が国では、9割の皆様が、航空機を使って来日されます。
訪日外国人旅行者数2020年4,000万人という高い目標を実現するためには、ANCとの協力関係をより一層深めていくことが大変重要です。
我が国としては、国際標準の取組を含めて、ICAO及びANCの活動への積極的な参加を通じて世界の航空の発展に尽力してまいります。
なお、吉村議長はじめ委員の皆様には、京都大学において学生向けの講演会を行っていただきます。
学生の皆様にとって、国際航空分野、国際機関への「夢」の実現に向けて、大変貴重な機会をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
(国土交通省ウェブサイト)
【平成29年7月3日】国際民間航空機関(ICAO)航空委員会委員団による藤井政務官への表敬訪問