体育大会、運動会を拝見させていただくたびに

毎年。毎年。地域間格差が拡がってきていることを肌で感じます。
「少子化」の「地域間格差」、「子ども」の「地域間格差」、「未来」の「地域間格差」

以下は3年前に国土交通大臣政務官に就任させていただいた際の職員の皆様へのご挨拶です。
思いは変わることなく、年々増すばかり。
再び、地域に子どもさんの明るい声、笑顔を取り戻すために全力を尽くしてまいります。

(話し言葉のママ)
私、挨拶これで終わろうと思っていたんですけれども皆さん地元のことをおっしゃるので、私も・・
兵庫県自身は日本の縮図と言われますように瀬戸内側、太平洋側と日本海側とどちらも持っているというところなんですけれども、私の選挙区はまさに縮図中の縮図といっても過言ではないと思います。
南に行けば目の前に明石海峡大橋、瀬戸内海が見えて、北は日本海側との境目でございます。
同じ日に、雪が20センチ、40センチ積もって降る地域と、同じ日に、晴れて、ゴルフが出来る地域が、ある選挙区でございます。
一昨年1,700人超えてくるということで小学校を新しく造っていただきました。今年の三月、小学校が二つなくなりました。まだ残っている28人だけの児童数の小学校と1,600人近い小学校と同じ日に運動会に行かせていただきます。
そう思いますと、地政学的な、そのおかれた位置と、高速交通ネットワーク、高速道路と鉄路があるかで、これほどまでに違いが起きるのかと、日々痛感をさせていただいている毎日でございます。
私はどちらかというと奥のほうから生まれ育ちましたので、自然には恵まれて育たせていただきましたけれども、そのおかれた土地の辛さ、苦しさ、悲しさというのを日々痛感してまいりました。
日本国民として生まれた以上は、等しく平等にチャンスに恵まれたい。必要な社会資本整備、ストック効果を念頭に社会資本を整備することによって、必ず蘇る地域がございます。
それが出来るのは皆様方をおいて他にございません。
未来の世代のために、これから子々孫々生まれてくる日本国民のために、素晴らしい日本国を、住みよい国土を、誇りある地域を残すために、どうか皆様方にはご指導ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げまして、藤井比早之からの就任のご挨拶とさせていただきます。