衆議院農林水産委員会(平成30年12月5日)
○漁業法改正法案に関して
瀬戸内海では栄養塩類の減少が資源の減少につながっているのではないかと指摘したうえで
豊かな海づくりのために
下水処理場の季節別運転管理(垂水処理場等での冬季の窒素排出量増加)、ダム等の放水、ため池のかいぼりによる窒素やリンなど栄養塩類等の海への放流、
栄養塩類等の偏在を是正する「海底耕耘」など
具体的な取組を推進すべき
減船・休漁措置の円滑な実施、資源管理・漁場改善に取り組む漁業者を対象とした収入安定対策の機能強化・法制化、水産業の成長産業化のための予算確保、燃油等の価格高騰対策
資源調査・評価推進、情報収集体制の拡充・整備
資源管理のための外国漁船の取締体制の強化、国際的な資源管理の取組の強化、密漁に対する取締体制の強化
現場を踏まえた地域の実情に応じた運用とすること等改正条文の確認
○台風20号による農業用ハウス・農業用機械等の再建・修繕(被災した施設の撤去を含む)について
台風20号、21号いずれも、兵庫県においては、国・地方自治体一体となって75%を支援する等、農家が受けられる支援内容に差異はないこと
共済に加入していなくても支援が受けられる等の周知徹底、資材不足への対応、年度内に再建・修繕等ができなかった場合に繰越で支援が受けられること
農業用ハウスの補強や防風ネットの設置等、災害予防対策への支援、共済加入促進を行うこと
○ため池の被災状況を受けて
ため池の緊急点検と農家負担なしでの緊急改修など、農業用ため池の防災・減災対策の抜本的強化
について質問をさせていただきました。