国の新しい機関「神戸航空交通管制部」が神戸市西区に新設されました。
訪日外国人旅行者数は、平成23年622万人が、平成30年3,119万人に増加しています。
日本は四方を海で囲まれており、訪日外国人旅行者の9割以上が航空機を利用されます。
国土交通省では、管制取扱機数が増加を続ける中、より効率的な管制業務を行う目的で国内の空域再編を行っています。
札幌、東京、福岡、那覇の4管制部体制を、東京(東日本全体の低高度)、神戸(西日本全体の低高度)、福岡(日本全体の高高度)の3管制部体制に移行します。
このため、神戸市西区に「神戸航空交通管制部」を新設し、那覇航空交通管制部の管轄していた空域をそのまま引き継いでいます。
2023年以降は「神戸航空交通管制部」が西日本全体の低高度(上空約10キロまで)空域を管轄することになる予定です。
国の機関の新設、神戸市西区での新たな職場の創設という点で、非常に画期的なことです。
現在、職員数約160人。ほとんどの皆様が神戸市にお住まいとのこと。
神戸市の深いご理解により、通勤のためのバス停も新設されました。
予定としては、将来的には職員数約300人(家族を含めると1,000人規模)の国の機関、職場が神戸市西区に誕生することに。
関係者の皆様のご尽力に深く敬意と感謝を申し上げます。