第40回頼政祭に出席させていただきました。
鵺退治で有名な弓・歌の達人である源三位頼政公をしのぶ祭です。
今年は40回。鵺退治の恩賞として時の天皇陛下から頼政公に下賜されたとされる宝刀「獅子王」(国重要文化財)の写し刀が、高松町長明寺の頼政公の墓前に奉供されました。
「獅子王」は、頼政公の子孫、「天空の城」但馬国竹田城の最後の城主赤松広秀公へと受け継がれました。関ヶ原の戦いの後、徳川家康公の手に渡り、家康公から頼政公の子孫である土岐家に与えられ、明治時代になって皇室に献上され、現在、東京国立博物館に所蔵されています。
「獅子王」の写し刀は、竹田城主赤松広秀公にちなみ、朝来市において作成され、竹田城跡に奉納されました。
このたび、頼政祭40回を記念して、お貸しいただきました。朝来市の皆様に心より感謝申し上げますとともに、これを機に、西脇市と朝来市との交流が深まりますことを祈念申し上げます。
「獅子王」(国重要文化財)の写真は、東京国立博物館よりいただいたものです。
高松町の皆様、重春まちづくり協議会の皆様はじめ関係者の皆様のご尽力に深く敬意と感謝を申し上げます。