西戸百石踊が秋津住吉神社に奉納されました。
室町時代後期から続く雨乞踊で、秋津百石踊として兵庫県重要無形文化財に指定されています。
1時間近くに及ぶ踊りで、独特のリズム、問答形式の掛け合いが面白く、京の影響を色濃く受けているそうです。
西戸の村は二十数戸。この小さな西戸の村が一丸となって、室町時代後期からの踊り、雨乞いの時だけに奉納されてきた踊りを、「口承」で護り続けておられます。
平成最後の百石踊。多くの皆様に拝見していただきました。
「雨乞踊」そのままに、奉納後に雨がパラパラと降り始めました。
最後は息がつづかんほどの激しい踊り。若いもんが地元にいない。地元に近い仕事場がない。もう歳をとっている。
失われれば二度と甦ることのない無形財産。
室町時代からの歴史・伝統・文化を絶やさんように、皆様のご理解ご協力を心よりお願い申し上げます。

雨乞いが必要であったこの地。ため池、東条川疏水の整備によって干ばつから解放されましたが、維持補修・メンテナンスが必要です。ため池改修、東条川二期の新規事業化を進めてまいります。