神戸ビーフを兵庫県内から直接対米輸出
農林水産物輸出拡大のための強化策について
党農林・食料戦略調査会・農林部会・農林水産物輸出拡大のための食品安全行政の強化PTの提言が取りまとめられました。
神戸ビーフは、輸出に当たっては鹿児島県まで但馬牛を陸送し、鹿児島県でと畜及び食肉処理を行わねばなりませんでした。長距離輸送でコスト増、但馬牛が疲れ、体重が減少し、ストレスで肉質が低下する問題が指摘されてきました。
神戸ビーフを兵庫県内から直接輸出するため、農林水産省の輸出促進のための補助事業で和牛マスター食肉センターが平成29年(2017年)4月に開設されましたが、竣工後2年も経て、厚生労働省に認定されていないことが問題視されました。
「農林水産省補助金で建設した兵庫県の食肉施設が竣工から対米・対EU向けの認定までに2年3か月かかっている。(兵庫県の施設)」
この縦割り行政を打破するために、政府の司令塔となる組織を新たに創設し、農林水産物輸出促進の窓口を一元化する提言が取りまとめられました。
省庁縦割りを打破し、政府がリーダーシップを持って、農林水産物輸出拡大に取り組んでまいります。