和牛マスター食肉センター対米輸出認定神戸ビーフ出発式に出席させていただきました。
神戸ビーフは、兵庫県内に認定されたと畜場及び食肉処理場が存在しないことから、輸出に当たっては鹿児島県まで但馬牛を陸送し、鹿児島県でと畜及び食肉処理を行わねばなりませんでした。長距離輸送でコスト増、但馬牛が疲れ、体重が減少し、ストレスで肉質が低下する問題が指摘されてきました。
神戸ビーフを県内から直接輸出するため、農林水産省の輸出促進のための補助事業で和牛マスター食肉センターが平成29年(2017年)3月に竣工されましたが、竣工後2年3か月も経て、対米・対EUが認定されていないことが問題視され、自民党農林水産物輸出拡大のための食品安全行政の強化プロジェクトチーム(塩谷座長、福田事務局長)、野村農林部会長から早期認定を求められていました。
いよいよ神戸ビーフが兵庫県から米国に出発します。
関係者の皆様のご尽力に深く敬意と感謝を申し上げます。
神戸ビーフの輸出拡大に全力を尽くしてまいります。