兵庫みらい農業協同組合第17回通常総代会に出席させていただきました。
民主党政権で2,129億円まで減額された土地改良予算が、令和元年度予算、30年度補正予算あわせて6,451億円まで増額されました。
一昨年、昨年と土地改良法が改正され、今年4月19日、農業用ため池の管理及び保全に関する法律が成立いたしました。
地震・豪雨対策型であれば、農家負担なし、地元負担なしで、ため池等改修が可能です。
ため池の統廃合、ため池の監視カメラや水位計等管理施設の整備に国費で定額助成制度(定額内なら国費100%)も創設されました。
東播用水2期事業も要望額以上の予算確保が実現しました。
防災・減災、土地改良予算の増額確保に全力を尽くしてまいります。
昨年末「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」が閣議決定され、「樹木・堆積土砂等に起因した氾濫の危険性をおおむね解消」することとされています。
各河川の堆積土砂撤去、樹木等伐採を進めてまいります。

農家の、生産者の皆様の所得、収入、手取りを増加するために、
山田錦の振興発展、特にこの地域の産する山田錦のブランド化と日本酒の高価格化、輸出促進を進めてまいります。
JA兵庫みらいの山田錦で高級日本酒を醸造し輸出したい、という東北、北陸地方をはじめとする全国の蔵元さんとのマッチング、価格を維持しての当地域での増産を目指す取組が必要です。
新名神高速道路の開通など、この地域は、決して都会から「遠い」中山間地ではなく、都市「近郊」中山間地として、近郊野菜・果物等の一大産地となります。トマトなど近郊野菜の一大産地としての発展、ぶどうやいちごなど地元の果物のブランド化を応援してまいります。
肥料制度の見直しなど、資材の低廉化を進めてまいります。
生産者、農家の皆様の所得、収入、手取りを増加させるために。
兵庫みらい農業協同組合の益々のご発展を心より祈念申し上げます。