上鴨川住吉神社秋祭りに出席させていただきました。
奉納される神事舞は、中世の田楽、能舞などの遺風をよく伝えるものとして貴重であるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
神社氏子の長男のみで組織されるという厳格な宮座制の下で、担い手不足は深刻です。
鎌倉時代からの「誇り」である一方、「宮座」に入れられるのはほんまに嫌やった、親は好きやったけど負担でしかない、という率直な本音を伺わせていただきました。
神事舞という、かけがえのない文化財を、永く継承されてこられた上鴨川の皆様に深い敬意と感謝を申し上げますとともに、永く継承されますことを心よりお願い申し上げます。