縦割り行政の打破(神戸ビーフの兵庫県内からの輸出実現)

自由民主党総裁選挙 菅義偉候補 出陣式

兵庫県の但馬牛、神戸ビーフ肥育農家の谷口さんから、
「菅官房長官」が、縦割り行政を打破することによって、神戸ビーフが兵庫県内から直接輸出できるようになったこと。
輸出という「夢」がかなったことで、息子が農家の後継ぎをしてくれたこと。
日本の農家のために、将来頑張ったら何とか農家でメシ食っていけるために、
「菅さん」を自民党総裁に押し上げていただきたい、との熱いエールをいただきました。

【 谷口隆博さんの言葉 】
私は、兵庫県で、但馬牛、神戸ビーフの肥育を行っている谷口隆博と申します。
ここにいる皆様にも、浅草で有名なすき焼き弁当など、一度は私が育てた但馬牛のお肉を堪能していただいたことがあるのではないか、それが私の誇りであり、世界でどこにも負けない神戸ビーフを生産することに汗を流してまいりました。
このお肉の素晴らしさを国内の皆様だけでなく、世界中の皆様に堪能していただきたい。世界に打って出よう、これからは輸出にチャレンジしよう、そういう想いで但馬牛の生産拡大に取り組んでまいりました。
しかしながら、神戸ビーフは、兵庫県内に認定された、輸出認定された、と畜場、食肉処理場がありませんでした。
輸出するには、鹿児島県まで但馬牛を陸送して、鹿児島県での、と畜及び食肉処理を行わなければなりませんでした。長距離輸送ということでコストはかかるわ、但馬牛が疲れてしまうわ、体重が減ってしまうわ、ストレスのために肉質が低下する。せっかく3年も手塩にかけて育ててきたのに、最後の最後で肉質が落ちてしまう。これでは私たちが誇りにする神戸ビーフやなくなるんですよ。最高の状態で皆様に楽しんでいただきたいのに。
そのとき、農水省はですね、輸出への取組に理解を示していただいて、神戸ビーフを兵庫県内から直接輸出するために、農水省の補助事業で施設がなんとかできました。ありがとうございました。それが平成29年3月のことです。
ただ、それにしても、ですね。今回、行政の縦割りというのが問題になったんですよ。縦割りというのはホンマにダメです。私らいっつもこれで困るんです。こっちの窓口いったらあっちの窓口いってくれ、あっちの窓口いったらそっちの窓口いってくれ。書類も提出するもんもなにも違うから、ややこしいてしゃあない。そんなことなんですね。これがまさに縦割り行政の弊害なんやと思いました。
今回も施設ができたのに、一向に輸出ができへん。どうしたものか。農水省は、はよせえ、はよせえ、と言ってくれるのに、厚生労働省が検疫がどうのこうの、検査がどうのこうのでまだ認定がおりへん。それも施設ができてから、2年半も時間がすぎてました。
そのときにですね、「菅官房長官」ですよ。
「菅官房長官」に言うたら、皆さんビックリですよ。すぐですよ。2週間か3週間待たないうちにゴーサインが出ました。本当にありがとうございました。そこんとこで、アメリカに輸出できるようになったんですけれども、悲しいかな、EU、EUはもうちょっと待ってください、いう話がでたんです。でも、エッと思ったら、EUも1か月、その後1か月も待たないうちに、EUもゴーサインが出ました。ホントすぐです。もう「ビックリ」しました。行政はこんなんかいな。と思ったのはおまけです。でも、縦割り行政を打破するために、農産物輸出促進の窓口も一元化されて、司令塔の組織もできました、と聞きました。
もうホンマに感謝してます。早速、兵庫県から輸出しているんですけど、こんなん、「菅官房長官」やないとできません。もう本当に感謝しているんですよ。
今日、私は、この東京に来ました。なんで来れたか。息子が後継ぎをしてくれたからです。ゆっくり出て来れました。ありがとうございます。息子に、なんで継いでくれたんや、と、サラリーマンやっとったんですけど、と聞いたら、やっぱり、「輸出」という、世界に食べていただけるという「夢」がかなった、と言うんで。
今、新型コロナウイルス感染症で、消費がガタ減り、価格が下がって、神戸ビーフは、もうえらいことになっています。やっぱり、インバウンド、輸出というのをあてにこの仕事やってましたんで、それがガタ減りで大変なことになってます。
こんなときですね。「菅官房長官」が「総理・総裁」になったら、何とか救っていただけるんやないかな、いう甘えもありまして、再び、輸出拡大の道を切り開いていただけるんやないか、そういう期待を込めて、
「菅官房長官」しかおらへん、と私は考えております。
日本の農家のために、また、将来頑張ったら何とか農家でメシ食っていけるという、そういう、どうか、皆さん、「菅さん」、「菅さん」を自民党総裁に押し上げていただけますよう、私から、たかだか田舎のこういう親ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。