杉原紙復元50周年記念式典に出席させていただきました。
正倉院文書、関白藤原忠実の日記に遡る「杉原紙」。
ここ杉原谷は摂関家・近衛家の荘園として「杉原紙」を生産。「杉原紙」は鎌倉幕府の公用紙、室町時代以降は全国へ。
産業転換により、大正14年に一旦途絶えた「杉原紙」に、灯をともしたのは、新村出氏と壽岳文章氏。地元の藤田貞雄氏。
昭和45年11月21日、大正末期まで紙を漉いていた宇高弥之助翁による「杉原紙」の紙漉きを再現することに成功して50周年。
京都綾部の黒谷和紙のお力をお借りして、杉原紙研究所が「杉原紙」の伝統を今に伝えます。
50周年を記念して、本日は、復元に当たったゆかりの皆様が、杉原谷にお集まりに。