6月21日(土)
兵庫みらい農業協同組合第12回通常総代会に出席させていただきました。
農政の大転換期を迎えるに当たり、JA兵庫みらいは、強い農業を創る全国のモデルとなりうるものと確信いたしております。
先日、稲葉組合長はじめJA兵庫みらい役員の皆様とともに、首相官邸で菅官房長官、農林水産省で林大臣、皆川事務次官をはじめ、農政を担う関係者の皆様に、山田錦の減反枠外での増反・増産、加西市鶉野での次世代施設園芸、トマトハウス団地、小野ライスセンター整備についてお礼のご挨拶をさせていただきました。
皆様が異口同音におっしゃっておられたのが、JA兵庫みらいへの期待であり、日本の農政をリードしていただきたい、モデルとなっていただきたい、との言葉でした。山田錦の減反枠外での増反・増産は、農林水産物・加工品輸出倍増の実現や、減反廃止という大改革に向けての試金石となるものであり、蔵元さん、酒造メーカーのみならず、農政関係者の熱い注目を集めています。皆様の手で増反をしていただき、この秋には、兵庫みらいの誇る高品質の山田錦を少しでも多く増産され、蔵元さんに出荷していただき、世界の1人でも多くの消費者の皆様に日本酒を楽しんでいただけますことを心より祈念申し上げます。
加西市鶉野の次世代施設園芸、4haのトマトハウス団地は、農林水産省としての目玉事業であり、国全体で50億円のうち、12億円の国費が加西市鶉野のプロジェクトに投入されます。JA兵庫みらいの皆様のお力で、日本のモデル、世界のモデルとなる次世代施設園芸を実現していただけますことを心よりご期待申し上げます。
小野ライスセンターの整備も決定しました。
全中の改革など、報道が先行することによりご不安をお持ちの皆様も多いと推察いたしますが、政府・与党として、単位農協、農政の現場を大切にする、強い農業を創る、という政策に変わりはありません。
皆様のお力をもちまして、新しい農業、強い農業を創っていただけますよう、現場からのご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。