三木市制60周年7月6日(日)
三木市制施行60周年記念表彰式に出席させていただきました。
受賞された皆様、本当におめでとうございます。
各界において三木市を支えて来られた方々ばかりです。市制発展へのご尽力に心より敬意と感謝を申し上げます。
三木市が60年前に発足した際には人口は3万9千人。ニュータウン開発、吉川町との合併を経て現在は約8万人になりました。
三木市には素晴らしいものがたくさんあります。
神戸に隣接し、山陽道、中国道によって阪神間・大阪へも近いという地理的優位性があります。
三木の金物という「ものづくり」と「技術」、素晴らしい企業があります。
世界に誇る酒米の王者山田錦の最高かつ最大の産地です。
西日本最多のゴルフ場数を誇り、観光入込客数も県内5位か6位という好条件に恵まれています。
「祭り」に代表される伝統文化を有し、大河ドラマ「軍師官兵衛」で改めて注目されている三木合戦や、神功皇后、志染の二皇子の伝承に見られるように、奥深い歴史を有しています。
何よりも、三木市には「人」がいます。「三木が好き」「三木でなければいけない」「三木に居つづけたい」という「三木を愛する人」「吉川を愛する人」がいます。
これも、ここにいらっしゃる皆様をはじめ、三木市の60年を支えてこられた皆様すべてのご尽力の賜物です。
60年を経て、かつてのニュータウンは高齢化率40%を超え、少子化も相まって、三木市全体での人口減少が危惧されています。
還暦を迎えた三木市にとっては、将来を見据えた新たな「まちづくり」が必要とされています。
しかしながら、三木市に「あるもの」、三木市を愛する「人」の力、皆様の力をもってすれば、三木市は、新しい60年を創る一歩を踏み出すことができると確信します。
三木市の力を信じています。
三木市の新しい60年に向けて、皆様とともに。さらなるご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。