2月26日(木)
シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院第5回ジャパン・トリップ歓迎・懇親会に参加させていただきました。
シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院は、シンガポールだけではなく、ASEAN諸国・中国・インド・パキスタン・オーストラリアなどアジア・太平洋諸国を中心に、世界約50か国から、各国政府・NGO・メディア・企業等の若手人材を集め、「アジアの次世代リーダー」の育成を進める大学院です。
ジャパントリップは、これらアジア・太平洋諸国の政府・国際機関等の若きリーダーが日本を訪れ、日本を知り、懇親を深めるためのものです。
今回で第5回目。
自民党の福田達夫、大野敬太郎、牧島かれん各衆議院議員、民主党の田嶋要、階猛各衆議院議員とともに参加させていただきました。
私からは、
日本とシンガポールの最大の違いは、日本には東京という大都市だけではなく、郊外と後背地、それだけでなく多様な地方がある。その地方にこそ、日本の古き良き歴史・伝統・文化、そして日本人の「こころ」が残っている。宮城県、長野県など、地方を回られる際に、その地の皆さんと「こころ」と「こころ」の交流を行っていただきたい。「本当」の日本の姿を知っていただき、ともに、アジア・太平洋の繁栄と平和、輝かしい未来を築くために、「こころ」と「こころ」の交流を続けていただきたい。
との挨拶をさせていただきました。
昭和50年代半ば以降生まれの若い皆さんです。皆さんはすでに国の要職に就いておられます。
アジア・太平洋諸国の次世代リーダーの「若さ」、国そのものの「若さ」と「将来性」に、羨望の念を禁じえませんでした。皆さんの「目の輝き」に、かつての高度成長期の日本の「明るさ」を感じました。これだけの次世代リーダーが集まるシンガポールという「開かれた国」の懐の深さに感銘を受けました。
多くの皆さんから「日本に復活してほしい。アベノミクスに期待している。」と、日本の復活を望む声が異口同音に発せられたのには驚きました。特に南アジア、東南アジア諸国の皆さんから熱いエールの言葉をいただくとともに、「もっと日本は、南アジア、東南アジアを見てほしい。」との厳しい注文をいただきました。
皆さんとともに。アジア・太平洋の平和と繁栄、輝かしい未来を築くために、全力を尽くしてまいります。