情報通信戦略調査会で、籾井勝人NHK会長はじめ、NHK幹部より、平成26年度NHK予算について説明をいただきました。
情報通信戦略調査会では、事務局次長を務めさせていただいております。

NHKの公共放送としての公平・公正の確保について白熱した議論がかわされました。

私からは、国際放送の充実について意見を述べさせていただきました。

発言(要旨)
我が国の立場、公的見解、我が国の良さについて、国際放送を通じて世界の皆様に正確に理解していただくことが何よりも重要。
そのためには、世界に多くの「日本のファン」を作ることが先決。このために2点。
①マーケティングの強化
東南アジア諸国には北海道の雪、フランスにはアニメ・漫画、日本酒、神戸ビーフなど、マーケティングを強化して、それぞれの国で「日本のココが好き」「日本のココが素晴らしい」という番組を作成して、多くの皆様に視聴していただき、多くの皆様に日本のファンになっていただく。
②ODA等のPR
中国は大統領府の建設、政府機関の建設など目に見えるODAを行っている。日本のODAは学校や病院の建設、道路や橋など、日本が建設したのかどうかわからないものが多い。日本が行った事業を紹介する番組を作成して、多くの皆様に日本のファンになっていただく。
このような国際放送の一層の充実・強化が行えないか。

川崎二郎調査会長からは、国際放送の充実・強化はNHKだけでできるものではなく、総務省・財務省、政府を挙げて取り組んでいかないといけない旨、発言をしていただきました。