4月23日(木)
神戸市内の全小中学校の空調整備が実現することになりました。
「小中学校の普通教室への空調整備を国の補助対象として認めて欲しい」という神戸市からの要望をいただいたのは、平成25年1月16日のことです。
これを受けて、文部科学省に要望を行わせていただき、24年度補正予算(25年2月26日成立:公立学校耐震化等予算1,884億円)で、空調整備等を学校施設環境改善交付金の対象として認めていただきました。
これにより、一旦は、国の24年度補正予算で、25年度に神戸市内の全小中学校の空調整備等を行うことが内定したのですが、神戸市内の小中学校の数が多すぎて業者を確保することができず、神戸市教育委員会より、空調整備等の予算を返上し、3か年に分割して空調整備等を行う方針が示されました。
この際、一旦、神戸市に交付が内定していた交付金の枠により、西区の「井吹の丘小学校」新設・建設が実現しました。
25年度、26年度いずれも梅田幸広神戸市会議員、神戸市教育長とともに文部科学省に要望を行わせていただき、25年度(全中学校)、26年度(市内半数の小学校)に空調整備等が進められました。
26年度補正予算(公立学校耐震化等予算408億円)は少額となったことから、平成27年度の学校施設環境改善交付金は、耐震化事業等を優先し、空調整備等は国の補助事業として採択されないおそれがありました。
27年度においては、神戸市内の小学校の空調整備はPFI事業で行うこととされ、一方、文部科学省からは、耐震化事業等に次いで、PFI事業を優先採択とする方針が示されました。
これにより、本日、神戸市内小学校の空調整備が、平成27年度公立学校施設整備費として認定(内定)され、国の26年度補正予算を活用して、27年度に神戸市内の全ての小中学校の空調整備が実現することになりました。
関係者の皆様のご尽力に心より敬意と感謝を申し上げます。
小中学校の皆様が、勉学にスポーツに集中して取り組まれることを心より期待申し上げます。