シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院の皆様が来日されました。
福田達夫国際局次長のご紹介で、私も、国際局次長としてご一緒させていただきました。
2月25日(火)には、夕食懇談会に、
26日(水)には、石破茂幹事長、伊藤達也国際局長とともに、昼食懇談会に出席させていただきました。
シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院は、シンガポールだけではなく、中国・インド・ASEAN諸国・日本・韓国・アメリカ合衆国など東アジアサミット諸国を中心に、世界約60か国から、各国政府・NGO・メディア・企業等の若手・中堅人材を集め、「アジアの次世代リーダー」の育成を進める大学院です。
今回の「日本研究ツアー」は第4回目。9日間の日程で、日本の政治、経済とアベノミクス、外交と危機管理、東日本大震災復興の今、日本のビジネス・NGOとソーシャル・イノベーション、日本の地域社会・文化・まちづくり、というテーマ設定で各訪問先を選定しておられます。
シンガポールの方の定員は全体の2割に抑えられ、まさに「アジア太平洋の公共リーダーを育成する」方針そのままに、各国の政府職員(中堅・若手官僚)やジャーナリスト、コンサルタント等の皆様が揃っておられました。
印象的だったのは、東日本大震災の現場を見てこられた後の感想で、
「日本人は楽観的」「日本人は将来に向かって楽天的」という意見が多かったことです。
これだけの大被害を受けながら、「現地の皆様は、驚くほど将来に向かって楽天的であり、その姿に感動した」と。
その感想に感動を覚えました。