八千代北小学校閉校式「ありがとう八千代北小学校地域ふれあい感謝まつり」に出席させていただきました。
八千代北小学校は、明治12年5月12日天船小学校創立以来の136年の歴史に幕を閉じられます。
昭和20年から味噌汁給食が行われていました。これは校区のお母さんが交替でお味噌汁を作って小学校給食に出されたもの。児童さんは毎日違うご家庭のお味噌汁が楽しみだったそうです。かつて、北小学校校区の児童さんは、ご自身のご家庭のお味噌汁だけではなく、校区内の他のご家庭の愛情いっぱいのお味噌汁を食べて育ってこられたのです。
昭和30年代から現在まで、伝統の「鼓笛隊」が受け継がれてきました。本日、全校児童の皆さんが「最後の鼓笛隊」演奏を行われました。
地域の農家さんに田植えを教わり、毎日、地域の「ささゆりサポート」の皆様が児童さんの登下校を温かく見守ってこられました。
北小学校ほど、地域に愛され、地域に密着し、地域につながりをもった小学校は少ないでしょう。

近隣では、双葉小学校(特別支援学級含み児童数28名)、宇仁小学校(特別支援学級含み児童数65名)、西在田小学校(児童数94名)という小規模校に対して、学校耐震化・校舎新築のために、新たに国の支援を行わせていただきました。
八千代北小学校は児童数76名。
これからの児童数の推移、複式学級の可否など学習環境を勘案しての、自治体、地域、親御さんの苦渋の決断でしょう。
地域の皆様、約3200名の卒業生の皆様、北小学校を愛する皆様にとっては断腸の想いです。
地域を襲う少子化と地域間競争の時代。
存続か、統合か、各地の自治体、地域で苦渋の決断が迫られています。
若い世代に働く場所、子どもさんの明るい笑顔がなければ、地域は存続しえません。

在校生の皆さん
皆さんは、約3200名の卒業生の皆様、地域の皆様の想いのつまった北小学校を知る最後の人になります。
想い出の校舎も、全校児童の鼓笛隊も、大きないちょうの木も、校歌も、「ここに小学校があった」ということ自体も、いずれは、皆さん以外に語り継ぐ人はいなくなります。
北小学校を知る最後の人として、皆さんの愛する北小学校のことを最後まで語り継いでください。こんなに素晴らしい楽しい小学校だったよ、と。
北小学校に在校した誇りを胸に「さすが北小学校の子や」といわれるように大きく育ってください。
そして、この地が、皆さんの故郷が、子どもさんの明るい笑顔を、大きな歓声を、残し続けるように、愛し続けてください。

豚汁や炊き込みご飯、巻き寿司、風船の準備に尽力されたPTAの皆様、学校関係者の皆様をはじめ、関係者の皆様のご尽力に心より敬意と感謝を申し上げます。

八千代北小学校閉校式鼓笛隊八千代北小学校閉校式鼓笛隊全体八千代北小学校閉校式八千代北小学校閉校式スライド八千代北小学校閉校式風船飛ばし