大河ドラマ「真田丸」、真田信繁公の盟友である後藤又兵衛基次公役に「哀川翔」さんが決定しました。(2月28日NHK発表)
後藤又兵衛基次公の菩提寺は、加西市尾崎町の祝融山多聞寺です。
大坂夏の陣(1615年)の一周忌にあたる元和二年(1616年)5月6日に、又兵衛公の子太良正方が多聞寺を上棟・開山されたと伝えられています。
今年は多聞寺開創400年にあたり、5月6日に報恩法要が行われることになっています。
多聞寺本堂には又兵衛公のご位牌が祀られています。
法名は「西照院殿夏安道蓮大居士」。
「西照」は西方(豊臣方)を照らす、「夏」は大坂夏の陣、「安道」は最後の戦い「道明寺の戦い」で安らかに眠る、という意味ではないか、とのこと。
後藤又兵衛基次公の菩提を弔らわせていただくために焼香をさせていただきました。
大河ドラマ「真田丸」における「哀川翔」さんの後藤又兵衛基次公のご活躍をお祈り申し上げます。
多聞寺には、背に十字架が彫られた首なしの十字架地蔵が祀られています。隠れキリシタン信仰の痕跡とも、後藤又兵衛基次公は、キリシタン大名であった黒田官兵衛孝高公の家臣であったことから、これと関係があるのでは、とされています。
大河ドラマ「真田丸」後藤又兵衛基次公ゆかりの地、開創400年を迎える多聞寺のご発展を心より祈念申し上げます。
皆様も、ぜひ多聞寺へいかがでしょうか。