平成27年度加東酒米生産者大会に出席させていただきました。
受賞された皆様、おめでとうございます。これからも世界に冠たる、素晴らしい酒米を生産していただけますようお願い申し上げます。
昭和11年2月27日、山田錦は新品種として県報で告示されました。山田錦の産地適応性の試験が行われたのは、ここ加東市です。
本年は、山田錦生誕80周年になります。生誕80周年を心よりお祝い申し上げます。
一昨年、酒米山田錦の減反枠外での増反・増産が可能となる制度改正が行われました。
3JA管内では、25年産19万4千俵から27年産28万4千俵に増産が行われ、価格を下げないよう制度設計をさせていただいたことにより、生産者、農家の皆様の収入が23億3千万円増加したと試算されています。
生産者、農家の皆様のご尽力により、増産が実現し、輸出増加も含めた蔵元さんのご尽力により、 酒米山田錦の価格が高水準で維持され、生産者、農家の皆様の収入アップにつながりましたことを、心よりお祝い申し上げ、心より感謝申し上げます。
この制度改正も、安田加東市長はじめ、加東市の皆様のご要望から始まりました。
主食用米との価格差が広がることにより、他県でも酒米山田錦を増産する動きが加速しています。
この地域の酒米山田錦を高価格で維持しつつ、かつ、全国のシェアを維持し続けるためには、
輸出増加をはじめ山田錦を使った高級吟醸酒の需要をさらに拡大させるとともに、
地理的表示法(GI法)による国のお墨付き等を活用して、この地域の産する山田錦の更なるブランド化、他の産地との「違い」を際立たせること、
が必要です。
すでに、「東条産山田錦」は地域団体商標として商標権を有しておられます。地域団体商標と地理的表示法(GI法)による登録の違いは、地理的表示の不正利用に対しては、国が措置命令を行うことができること、これに従わない場合には罰則があること等、国のお墨付きがあることです。
山田錦誕生、減反枠外制度創設、に関わられた加東市の関係者の皆様におかれましては、「グレードアップ兵庫県産山田錦」など、地理的表示法(GI法)による、この地域の酒米山田錦の登録に向けて、先導的に取り組んでいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
これからも、土づくりから、世界に冠たる、最高品質の酒米山田錦を、皆様の手で、この地で育んでいただきますよう、心よりお願い申し上げます。