第26回俵田ホタル観賞会に出席させていただきました。
多可町八千代区(旧八千代町)は、平成2年に「都市農村交流宣言」を行い、俵田で、日本で初めての別荘付きの滞在型市民農園「フロイデン八千代」を立ち上げられました。
以来、俵田のむらの皆様とフロイデン八千代の皆様が一緒になって、ホタル観賞会やフロイデン収穫祭を開催され、都市と農村の交流を続けてこられました。
ホタル観賞会は、26回目になります。
「継続は力なり」
このことが高く評価されて、今年度、俵田地域協議会が、国の農山漁村振興交付金(都市農村共生・対流及び地域活性化対策)の交付対象として採択されました。
しかしながら、むらの高齢化少子化のみならず、20年以上が経ち、フロイデン八千代に入居された皆様の高齢化も進んでいます。さらに、「フロイデン八千代」は、昨年度から株式会社化、民営化されました。
存続が危惧される中、ホタルを育て、都市と農村の交流を続けておられます。
5年前の水害で減少したホタルも、今年は多く戻ってきています。
この地で、多くのホタルの光が灯り続けますことを、全国に先駆けて行われ続けている「都市と農村の交流」の光が灯り続けますことを、心より祈念申し上げます。