4月14日(木)
次世代産業基盤GaN(窒化ガリウム)ナノテクノロジーについて
2014年ノーベル物理学賞受賞者である
天野浩名古屋大学教授からお話を伺いました。
青色LED、日本の照明LED化率が50%(2013)から70%(2020)になると、全発電量の約7%(原子力発電所十数基分に相当)が削減される。
青色LEDは、(インフラを持たない)世界15億人を照らす、経済波及効果3,500億円、応用製品総売上3.6兆円、雇用創出3.2万人(ノーベル財団発表文より)
とのお話をいただきました。
世界に、安全な水を飲めない方は6.63億人、衛生的なトイレが使えない方は24億人いらっしゃるという中で、
紫外線LEDの開発により、こうした水問題が解決できる。
紫外線LEDは、殺菌のみならず、樹脂硬化、インク硬化、光線治療など産業展開が期待される。(出荷金額は2015年から2020年まで年平均成長率は69.1%が見込まれる)
次世代産業基盤GaN(窒化ガリウム)は、最高効率電力変換デバイスを実現する。
Si(シリコン)を、GaN(窒化ガリウム)のパワーデバイスに置き換えると、全電力量の9.8%を省エネできる。
LEDの7%と合わせて全発電量の16%を省エネできる。
パワーデバイスの市場は、2025年には3兆5千億円(2015年比32%増)になる。このうち、GaN(窒化ガリウム)は、2025年には1,680億円(2015年比16,700%増)との予想だが、開発によってはパワーデバイスの大部分の市場も狙える。
ポストSi(シリコン)として、次世代産業基盤GaN(窒化ガリウム)は、光エネルギー、パワーデバイス、電波エネルギーなど省エネルギー社会の実現等に向けて多様な貢献が可能である。
というお話をいただきました。

青色LEDで明るい未来を照らしていただいた天野浩教授に、
日本の未来ビジョン
世界最先端の省エネルギー社会の実現
を示していただきました。
最先端超高効率社会システムの創成、イノベーション創出に向けて、ナノテクノロジー推進議員連盟(谷垣禎一会長)として全力を尽くしてまいります。
自民党ナノテクノロジー推進議連 天野教授
ナノテク天野教授と握手