平成28年度西脇市人権教育協議会総会に出席させていただきました。
今年4月に障害者差別解消法が施行されました。
今国会では、障害者総合支援法改正法案、発達障害者支援法改正法案が成立する運びです。要約筆記者の皆様への報酬支払を解禁する公職選挙法改正法が成立いたしました。
難病対策関連2法の成立、施行を受けて、昨年7月からは、難病の助成対象の疾病は56から306に拡大いたしました。
この日本国で、この西脇市で、等しく幸せに、暮らしていただくためには、困っておられる皆様、苦しんでおられる皆様、悲しんでおられる皆様、恵まれていない皆様の立場に立って、寄り添って、解決策を見出して、実現することこそが政治の役割だと信じています。
いじめる側にはいじめられる側の気持ちは分かりません。
一人一人全く同じ人生を歩むことはできない、全く同じ苦労や経験をすることはできない中で、恵まれない皆様、困っている、苦しんでいる、悲しんでいる皆様の立場を、皮膚感覚で分かるためには「教育」が大切です。
お互いの尊厳を守り、お互いを尊重し合い、自他ともに大切にできる共生社会を実現するために。
市人教の皆様におかれましては、西脇市に人権文化の花を咲かせ、すべての人にやさしいユニバーサルなまちづくりを推進されますことを心よりお願い申し上げます。
市人教の益々のご発展を祈念申し上げます。